モルディブの海は見たい。でも、子どもを連れてあの距離を移動するのは、実際どうなんだろう?
2026年2月、6歳のこまぬと3歳のこみぬを連れて、福岡からシンガポール経由でモルディブへ行ってきました。飛行機を2本乗り継いで、最後はスピードボート。正直に言うと、楽な移動ではありませんでした。
それでも、チャンギ空港の遊具で遊んだり、ジュエルの大きな滝を見たり、おいしいごはんを食べたり。目的地に着くまでの時間も、家族の思い出になった旅でした。
この記事では、前泊から往復のフライト、乗り継ぎ、ボート移動までを紹介します。パパが事前に把握していなくて、到着後に慌てた入国手続きの話も、これから行く方の参考になればうれしいです。
※2026年2月の実体験です。フライト時刻・所要時間・料金は今回の旅の記録で、現在の運航や販売条件を示すものではありません。入国手続きなどの補足は2026年9月16日に公式情報を確認しています。
福岡からモルディブへ。今回の往復スケジュール
航空会社はシンガポール航空。福岡からチャンギ空港で乗り継いで、モルディブのマレ空港へ向かいました。宿泊先はセンタラ・ミラージュ・ラグーン・モルディブで、空港からはスピードボートで約40分でした。
以下の時刻はすべて現地時刻です。日本・シンガポール・モルディブには時差があるため、時計の差と実際の飛行時間は一致しません。
| 日付 | 移動・滞在 | 時刻・所要時間 |
|---|---|---|
| 2月5日(木) | 福岡空港近くのステイエアポートに前泊 | 素泊まり |
| 2月6日(金) | 福岡 → シンガポール | 9:45 → 15:20 6時間35分 |
| 同日 | チャンギ空港で乗り継ぎ | 5時間20分 |
| 同日 | シンガポール → マレ | 20:40 → 22:15 4時間35分 |
| 到着後 | マレ空港 → リゾート | スピードボート約40分 リゾート到着は午前0時ごろ |
ホテルは2月6日から4泊の予約。実際に部屋で落ち着けたのは、6日深夜から7日未明にかけてでした。
| 日付 | 移動 | 時刻・所要時間 |
|---|---|---|
| 2月10日(火) | リゾート → マレ空港 | 9時ごろ出発 スピードボート約40分 |
| 同日 | マレ → シンガポール | 12:55 → 20:45 4時間50分 |
| 10日夜〜11日未明 | チャンギ空港で乗り継ぎ | 4時間35分 |
| 2月11日(水) | シンガポール → 福岡 | 1:20 → 8:10 5時間50分 |
航空券は家族4人で53万円。前泊は別に1万2,000円
今回のシンガポール航空の往復航空券は、家族4人で53万円。福岡での前泊代は別に1万2,000円でした。空港での食事などは、この金額には含めていません。
スピードボート代は、ホテル4泊・ホテル内での飲食と合わせた74万円に含まれています。ボート単独の金額ではないので、宿泊費全体についてはセンタラミラージュの子連れ宿泊記にまとめています。
前泊はステイエアポート。朝は空港で好きなものを
福岡を出発する便は朝9時45分。国際線の手続きもあるので、前日は空港近くのステイエアポートに泊まりました。国内線ターミナルから徒歩圏内のホテルです。

素泊まりで1万2,000円。ただ寝るだけなら十分でしたが、広いお部屋ではなく、少し暗い感じもありました。
こまぬは、それが少しいやだった様子。一方のこみぬは「楽しい、楽しい!」とはしゃいでいて、同じお部屋でも反応が全然違うのがおもしろかったです。
国内線に近いホテルでも、国際線までの移動時間は別に
福岡空港の国内線と国際線はターミナルが分かれています。「国内線から徒歩圏内=国際線にもそのまま歩いてすぐ」ではないので、朝の移動時間も確保しておくと安心です。ターミナル間には無料連絡バスがあります。
翌朝の朝食は空港で。おにぎり、うどん、ラーメンなど、それぞれ好きなものを食べてから出発しました。

機内ではタブレットとイヤホンが大活躍
最初のフライトは、福岡からシンガポールまで6時間35分。子どもたちがどう過ごすか少し気になっていましたが、あらかじめ動画をダウンロードしたタブレットとイヤホンが大活躍でした。
YouTubeやディズニー映画を見ながら過ごせて、長い移動時間の心強い味方に。機内で通信できるかどうかに頼らず、出発前に見られる状態にしておいてよかったです。

機内食も、こまぬ・こみぬともにおいしそうに食べていました。さらに今回は、子ども向けにズートピアのお絵かきセットをもらえて、こちらも活躍してくれました。

※機内食や子ども向けグッズは今回の搭乗時の内容です。路線・時期などにより異なる場合があります。
往路の乗り継ぎは5時間20分。ジュエルの滝とソンファへ
まずはチャンギ空港の遊具でひと遊び
シンガポールに着くと、空港内に子ども用の遊具がありました。こまぬもこみぬも、ここが気に入った様子。飛行機で座っていた分、遊べる場所があるのはありがたかったです。

シンガポールに入国して、ジュエルへ
次の便まで時間があったので、今回はいったんシンガポールに入国してみることに。向かったのは、ジュエルの巨大な滝「レイン・ボルテックス」です。

乗り継ぎの途中に、こんな景色が見られるのはチャンギ空港ならでは。モルディブに向かう旅の途中ですが、シンガポールでもひとつ思い出ができました。
ジュエルは入国後の一般エリア。乗り継ぎ時間を丸ごと使えるわけではありません
ジュエルへ行くには、シンガポールへの入国が必要です。入国条件を確認し、対象となる旅行者は到着日を含む3日以内にSG Arrival Cardを提出します。公式の申請は無料です。
わが家は5時間20分の乗り継ぎで出かけましたが、入国の待ち時間やターミナル移動、戻ってからの出国手続き・保安検査もあります。子連れなら特に、次の便の搭乗締切から逆算して、余裕がなければ空港内で過ごす判断も大切です。
制限エリア内だけで乗り継ぎ、入国審査を通らない場合はSG Arrival Cardの対象外です。参考:ICA公式・SG Arrival Card/ジュエル公式・アクセス
パパのお楽しみは、ソンファのバクテー
ジュエルでは、パパが大好きなソンファ(Song Fa)のバクテーも食べました。少し並びましたが、無事に食べられて幸せ。


ただ待つだけだと長く感じる乗り継ぎも、遊び場やごはんのお楽しみがあると、旅の一部として楽しめるんだなと感じました。
マレ到着後にパパ最大のミス。IMUGAは事前に済ませておけばよかった
シンガポールからマレへの便は20時40分発。ちょうど子どもたちが寝る時間と重なり、こまぬもこみぬも、フライト中はほとんど寝ていました。
そして22時15分、マレに到着。ここで、今回の旅行でパパ最大のミスが発覚します。
モルディブの入国に必要なオンラインの旅行者申告「IMUGA」を、把握していませんでした。
2本のフライトを終えて、到着したのは夜。みんな疲れている中、その場でオンライン申告をすることに。慣れていないので、これがなかなかスムーズに進みません。
事前に済ませていれば、あと30分くらいは早く入国できたんじゃないかな……と思いました。これは、わが家の体感です。
モルディブへ行く前に、IMUGAの旅行者申告を
モルディブ入国管理局は、到着前96時間以内のTraveller Declaration(旅行者申告)の提出を案内しています。公式サイトでの提出は無料です。ビザ申請とは別の手続きなので、渡航前に公式案内と申告可能な期間を確認しておきましょう。
有料の代行サイトと間違えないよう、こちらの公式ページから確認できます。
モルディブ入国管理局・IMUGA公式
ホテルスタッフと合流して、夜のスピードボートへ
入国後は、ホテルの看板を持ったスタッフが待ってくれていました。その方の案内でボート乗り場へ移動し、リゾートへ向かいます。
スピードボートは約40分。酔うかもしれないと考え、パパ・ママ・こまぬは乗る30分〜1時間くらい前に、市販のトラベルミン チュロップ ぶどう味を使いました。3歳のこみぬには、対象年齢外なので使っていません。
薬のおかげかどうかはわかりませんが、今回は誰も酔わずに到着できました。
酔い止めについては、わが家の体験談です
この製品は5歳以上が対象で、5歳未満は服用できません。使用する場合は、年齢別の用量・服用間隔・回数・併用できない薬などを添付文書で確認し、不安があれば薬剤師に相談してください。
眠気などが出ることがあり、服用後は運転できません。睡眠目的で使うものではなく、わが家で酔わなかったことが、同じ効果を保証するわけでもありません。
リゾート到着は午前0時ごろ。でも翌朝の子どもたちは元気!
リゾートに着いたのは、モルディブ時間で午前0時ごろ。さすがに疲れましたが、子どもたちはシンガポールからの便でよく寝ていて、部屋に着いてからもわりとすぐに眠れました。
翌朝は、ほとんど時差ぼけを感じさせないくらい、フルパワーで遊ぶ2人。もちろん子どもによるとは思いますが、わが家は現地での遊び時間に大きく響かなかったのがよかったです。
あわせて読みたい【穴場かも】センタラミラージュモルディブ子連れ宿泊記2種類のお部屋・食事・プール・家族4人の費用を紹介しています。
帰りは朝9時ごろ出発。明るい時間のボートは、海がきれい
4泊を終えた2月10日。リゾートを出発したのは朝9時ごろでした。

帰りもパパ・ママ・こまぬは、乗船する30分〜1時間くらい前に酔い止めを使用。今回も誰も酔わずに空港まで戻れました。
行きは夜だったのでわからなかった景色も、帰りは明るい時間。ボートから見える海がきれいで、移動しながら最後までモルディブの海を楽しめました。

マレ空港ではケンタッキーを食べてから、12時55分発のシンガポール行きへ。帰りもまずは、4時間50分のフライトです。
夜のチャンギ空港では、鯉のいる庭園へ
シンガポールに着いたのは20時45分。福岡行きは日付が変わった1時20分発なので、乗り継ぎ時間は4時間35分ありました。
空港内には鯉が泳ぐ池のある、ちょっとした庭園のような場所があり、こまぬとこみぬはここでも元気に遊んでいました。

その後、こみぬは疲れて、椅子に座ったママに抱っこされながら就寝。昼寝をしていたこまぬは、まだ元気だったので、パパと2人で空港内のレストランへ向かいました。
こまぬは一風堂のラーメンを完食。パパのチキンも半分くらい
モルディブで食べたヌードルがあまり口に合わなかった分、麺が食べたかったのかもしれません。こまぬは一風堂で、しょうゆラーメンを具なしの「麺とスープ」で注文しました。
これがおいしかったようで、しっかり完食。パパはチキンライスを頼んだのですが、そのチキンもこまぬが気に入って、半分くらい食べていました。

眠い時間帯の乗り継ぎでしたが、パパとこまぬにとっては、こんなごはんの時間も旅の思い出になりました。
深夜便で福岡へ。子どもたちはぐっすり
シンガポールを出発したら、こまぬもこみぬもぐっすり。パパは夜間便で寝るのが苦手ですが、今回はどうにか眠れました。
2月11日の朝8時10分、福岡空港の国際線に到着。帰り着いた子どもたちは結構元気で、その後もわが家ではあまり時差ぼけを感じませんでした。
楽ではないけれど、準備していけば移動もいい思い出に
飛行機を2本乗り継いで、最後はスピードボート。帰りは深夜便もあり、子連れで「全然大変じゃないよ」とは言えません。
でも、今回実際に行ってみて、移動時間をずっと我慢してやり過ごすだけの旅ではなかったと感じています。
チャンギ空港で遊んだこと。ジュエルの滝を見たこと。パパの好きなバクテーを食べたこと。深夜にこまぬとラーメンを食べたこと。そして、帰りのボートから見た青い海。どれもリゾートで過ごした時間とは別の、いい思い出です。
今回の体験から、出発前に確認したいこと
- 動画は事前にダウンロード。タブレット・イヤホンの動作も確認しておく。
- 入国手続きは現地に着く前に。モルディブのIMUGA、シンガポールに入国するならSG Arrival Cardも公式情報を確認。
- 乗り継ぎ中のお出かけは余裕をもって。入出国や移動の時間を差し引いて考える。
- 酔い対策は年齢に合う方法を。薬を使う場合は添付文書を確認し、迷ったら薬剤師へ。
- 子どもが眠くなったら、予定を詰め込まない。帰りはこみぬとママが休み、パパとこまぬだけで食事にしました。
次に行くときは、もちろんIMUGAを事前に済ませてから。しっかり準備をして、移動も含めてまた家族で楽しみたいと思います。
往復の時間も、わが家のモルディブ旅行の一部でした。

この記事は2026年2月の家族旅行の記録です。入国条件・申告方法・施設情報・医薬品の注意事項は変更されることがあるため、渡航前・使用前に本文中の公式案内をご確認ください。
写真の人物の顔は、まぬたびのキャラクター画像で加工しています。


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